稲敷で見られる野鳥と観察ポイント
留鳥 オオセッカ カワセミ
夏鳥 コチドリ コジュリン
冬鳥 オオハシシギ コミミズク タゲリ タシギ チュウヒ ハイイロチュウヒ カモ類 猛禽類
旅鳥 アオアシシギ エリマキシギ オグロシギ コアオアシシギ ショウドウツバメ セイタカシギ ツルシギ トウネン ヒバリシギ シギ類 チドリ類
茨城県稲敷市は、市の広い範囲が探鳥地になっており、茨城県内でも多くの野鳥が観察できる屈指の探鳥地になっています。
浮島
浮島地区はハス田が広がっており、多くのシギチドリを見ることができます。
浮島のハス田は関東でも多くのシギチドリが飛来する探鳥地としてとても有名な場所で、休耕田を中心にタカブシギやトウネン、ツルシギにムナグロなど様々なシギチドリを観察することができます。
特に9~10月はハスの収穫が終わった田んぼができるのでシギチドリを観察しやすくなります。
ハス田はかなりの広範囲にありますが、コアオアシシギやオオハシシギ、エリマキシギなど、比較的数の少ない野鳥も観察できることがあるので、できるだけ多くのハス田をチェックすることをおすすめします。
また、冬には越冬中のタシギやタゲリなども多く見られるためハス田での観察は秋から春にかけてがいいでしょう。
シギチドリの観察はハス田の近くからになりますが、観察に夢中になりすぎて農家の方の邪魔にならないように十分に注意してください。
妙義ノ鼻
浮島地区にある稲敷大橋のすぐ近くにある妙義ノ鼻には、広大なヨシ原が広がっています。
妙義ノ鼻にはトイレが併設された駐車場があるので、車で行く場合はその駐車場に車を止めてバードウォッチングを始めましょう。
ヨシ原では猛禽類の観察ができ、ミサゴやトビ、冬にはチュウヒなどがよく見られます。
野鳥観察窓の脇からはヨシ原に降りることができ、湿地帯の中を歩くことができます。
妙義の鼻はコジュリンの繁殖地として有名な探鳥地で初夏から夏にかけて湿原を歩けば、草木のてっぺんでさえずるコジュリンを見ることができるでしょう。
一方、冬のヨシ原ではオオジュリンがよくみられます。
ヨシ原の中を進むと遊歩道の終わりに野鳥観察小屋があります。
駐車場近くの野鳥観察窓とはちょうど反対側にあるので、太陽の位置など周囲の状況によって使い分けるのがおすすめです。
観察小屋のすぐ目の前には小さな池があり、コガモなどのカモ類が休んでいる場合があるので驚かせないようにそっと確認してみましょう。
西ノ洲
西ノ洲は広大な草原が広がる干拓地です。
ここは冬に妙義の鼻と並んで多くの猛禽が見られるスポットとしてバードウォッチャーに人気の探鳥地です。
チョウゲンボウやミサゴにハヤブサ、チュウヒにトビなど西ノ洲の周りで待っていれば様々な猛禽が飛翔する姿を見ることができます。
猛禽類は草原のいたるところにある杭や電線にもよく止まっているので、上空を飛んでいない場合は探してみるといいでしょう。
甘田干拓
甘田干拓は西ノ洲の南側にある広大な干拓地です。
甘田干拓ではコミミズクとハイイロチュウヒという人気の猛禽類が越冬する場所として冬には多くのカメラマンがあつまります。
甘田干拓は周りを一周できるので太陽の位置や、コミミズクとハイイロチュウヒの飛翔状況を見て観察場所を決めるといいでしょう。
コミミズクとハイイロチュウヒ共に夕方に見られることが多いため、午前中に浮島地区のハス田でシギチドリの観察を楽しんだ後、午後に甘田干拓で猛禽類の観察を始めるのがおすすめです。
管理人が確認した野鳥
アオアシシギ
アオサギ
アオジ
アカアシシギ
イソシギ
ウグイス
ウズラシギ
エリマキシギ
オオハシシギ
オオバン
オグロシギ
オオジュリン
オオヨシキリ
カルガモ
カワウ
カワセミ
キジ
クサシギ
コアオアシシギ
コウノトリ
コガモ
コサギ
コジュリン
コチドリ
コブハクチョウ
コミミズク
ショウドウツバメ
スズメ
セイタカシギ
セグロセキレイ
セッカ
ダイサギ
タカブシギ
タゲリ
タシギ
チュウサギ
チュウヒ
チョウゲンボウ
ツグミ
ツルシギ
トウネン
トビ
ノスリ
ハイイロチュウヒ
ハマシギ
ハヤブサ
ヒバリ
ヒバリシギ
ホオジロ
ミサゴ
ムクドリ
ムナグロ
モズ
おすすめの時期
春、秋、冬
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所在地・アクセス
住所:茨城県稲敷市
最寄の高速出口:首都圏中央連絡自動車道「稲敷IC」「稲敷東IC」「神崎IC」
駐車場:あり【稲敷大橋付近】
トイレ:あり