昨日の小木津山森林公園の帰りに先日タゲリを観察した涸沼へ寄ってきました。
今回は真昼間の晴天で日差しが強かったので太陽を考慮して涸沼の南側から観察しました。
芦原にいたスズメの群れの中にはオオジュリンが混ざっていました。
スズメがあまりにも多いので、2~3羽しかいないオオジュリンにフォーカスするのは大変。
スズメの群れの中にはアオジも2羽。
オオジュリンと違ってアオジは開けた場所に出てきてくれました。
芦原の脇にあった竹棒にはカワセミが止まっていました。
かなり近づくまで気が付きませんでしたが、警戒心がないのか、逃げずに止まっていてくれました。
ノスリにしては小さく、虹彩も黄色が入っていたので幼鳥だと思われます。
前回涸沼を訪れたときにも見たハジロカイツブリの大群は今回も健在。
50羽程度の群れが点在していて、200羽以上のハジロカイツブリが確認できました。
涸沼にはカンムリカイツブリもかなりの数がいました。
カンムリカイツブリはハジロカイツブリのように小さくはまとまらず、広範囲に散らばって、個々に潜水を繰り返していました。
そしてカンムリカイツブリの近くにはカンムリカイツブリ追い立てた魚を狙ってか、ユリカモメが集まっていました。
スズガモとマガモばかりと思っていたカモたちの中にはホオジロガモの群れを発見。
遠くから見るとスズガモとかなり似ていましたが、ホオジロガモの方が太陽光に照らされて、白がよ映えて見えたので見つけることができました。
水鳥は十分観察したので少し移動して涸沼駅近くの田んぼへ。
到着するとすぐにモズを見つけました。
モズと一緒にタシギらしきシギも飛んできましたが草むらに入ってしまい確認はできず。
その後も何度かタシギらしきシギに飛ばればしたが、一度も識別することはできませんでした。
車で田んぼの周りをまわっていると、タヒバリが目の前にいました。
車からだと、窓を開けていても全く警戒しないので、かなり近づくことができました。
車の中から田んぼを見ていると、すこし離れた場所にタゲリが降りるのが見えたので行ってみましたが、近づくと見つける前に飛ばれてしまいました。
その後も何度か飛んでいるタゲリを見ましたが、田んぼに降りたタゲリをゆっくり観察することはできませんでした。
諦めて帰路に就こうとすると最後にベニマシコのメスが出てきてくれました。
前回の涸沼は天気の悪い中での観察でしたが今回は天気もよく多くの野鳥を観察することができました。
また、今回もタゲリを見ることができ、個人的にはタゲリの観察に適した場所だと思うので、これから毎年タゲリを見に行きたいと思います。
今回確認した野鳥
アオサギ
アオジ
オオジュリン
カルガモ
カワセミ
カンムリカイツブリ
スズガモ
タゲリ
タヒバリ
チョウゲンボウ
トビ
ノスリ
ベニマシコ
ホオジロガモ
ホシハジロ
マガモ
モズ
ユリカモメ
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