今日は夏鳥を観察しに群馬県板倉町の田園地帯と渡良瀬遊水地へ。
いつも通りわたらせ自然館で自転車を借りて、まずは板倉町の田園地帯へ。
コンビニの手前の田んぼで幸先よく地面でさえずるヒバリを発見。
特に動きもせずこの場所でしばらくさえずっていたので、じっくりと観察することができました。
シギチでも残っていないかと水の張っている田んぼを中心に探しながら進むと、近くの茂みからゴイサギが飛び出し、田んぼに着地。
ゴイサギはしばらく田んぼを歩いて獲物を探している様でしたが、残念ながら捕食シーンは見られませんでした。
ゴイサギを観察していると遠くでケリが飛んでいるのが見えたので急行すると、田植えの終わっていない田んぼに3羽のケリがいました。
相変わらず非常に強い警戒心で、近づいてきたカラスやトビ、アオサギにまでアタックをしていました。
ケリは田園地帯の各所で鳴いていたので簡単に見つけることができ、そこそこ多くのケリを観察することができました。
電線にはツバメの幼鳥が止まっていました。
まだ巣立って間もないようで、電線の下をトラックが通った時にぎこちなく飛んですぐに電線に戻って来ました。
先月訪れた時には見られなかったオオヨシキリも田んぼの脇で大きな声でさえずっていました。
田んぼでの観察を一通り終えて、渡良瀬遊水地に向かおうとすると、田園地帯を抜ける直前でコチドリが飛んできてくれました。
コチドリは2羽で行動しており、田んぼの遠くの方で数分で飛んで行ってしまいましたがなんとか観察することができました。
コチドリが飛んで行ってしまったので移動しようとすると目の間にヒバリが出てきました。
こちらの様子をうかがっている様で、しばらくの間互いに動かず膠着状態。
暑さに耐え切れずこちらが先に動いたのでヒバリも同時に飛び去ってしまいました。
その後想い出橋から渡良瀬遊水地に入ると、谷中湖の周遊路でいつも通りさえずるホオジロを発見。
先月はコムクドリやニュウナイスズメなどが見られた周遊路でしたが、今日はオオヨシキリとセッカが幅を利かせて鳴いていました。
谷中湖から第一調節池へ移動すると、オオヨシキリの大合唱に混じってコヨシキリがさえずっていました。
よく耳を澄まして聞いてみるとコヨシキリも多くいるようで、ヨシ原の各所で見ることができました。
キジは相変わらず数が多く、ヨシ原の中から大きな声が聞こえたり、急に飛び出して目の前を飛んで行ったりしました。
オオセッカは先月よりもさえずる個体が増えた様に感じましたが、今日は少し距離がある場所でさえずり飛翔を繰り返していました。
それでも何度か見やすい場所に止まってさえずってくれたので、なんとか観察することができました。
コヨシキリはこのソングポストがよっぽど気に入っているようで、オオセッカを観察している間、ずっとこの場所でさえずっていました。
第一調節池ではカッコウの鳴き声が響き渡っていましたが、残念ながら距離があり写真に収めることはできませんでした。
今回確認した野鳥
板倉町
アオサギ
オオヨシキリ
カルガモ
カワラヒワ
ケリ
スズメ
セッカ
ゴイサギ
コチドリ
ダイサギ
ツバメ
トビ
ハシブトガラス
ヒバリ
渡良瀬遊水地
オオセッカ
オオヨシキリ
カッコウ
カワウ
キジ
コゲラ
コヨシキリ
シジュウカラ
セッカ
ツバメ
トビ
ヒバリ
ホオジロ
ムクドリ
モズ
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