コマドリ

 

コマドリは主に夏鳥として日本に飛来し、標高の高いクマザサなどの下草が生い茂る場所でに生息しています。コマドリを探すなら標高1000m以上の高地がいいでしょう。標高の高い場所に生息しているため、4月などの渡来直後のコマドリの生息地は雪が積もっている場合があるので注意が必要です。

コマドリは渓流沿いなど水場の近くを好むため、クマザサなどのある高地の遊歩道が整備された渓谷沿いや、水辺の近くを通る登山道などで探すのでがいいでしょう。川沿いにコマドリが隠れることができる大きな岩がゴロゴロしているような場所もおすすめです。岩場は開けた場所が多いので藪に比べて、コマドリが観察しやすくなります。

コマドリは日本三鳴鳥に数えられるほど美しい声でさえずるので、コマドリを探す際はさえずりを頼りに探すのがおすすめです。コマドリの生息地では渡ってきたばかりのゴールデンウィークの頃には至るところからコマドリのさえずりが聞こえてきます。

コマドリのさえずりはかなり大きいので離れた場所からでも聞こえます。近くにいるように聞こえても、実際はかなり遠くでさえずっていることもあるので、しばらく探しても姿が見えない場合は移動するといいでしょう。

茂みなどの見づらい場所でさえずっていることも多く、声はすぐ近くで聞こえるのに姿が見えないということが多々あります。その際はコマドリが止まりそうな藪の中にある切り株や飛び出た枝を探し、そこに止まりに来るのを少し離れて待ってみましょう。

また、下の方でさえずっているイメージの強いコマドリですが、時には木の上の方でさえずることもあります。声が近くで聞こえるのに姿が見えない場合は、木の上の方も探してみましょう。特に斜面に木が生えていているようなところでは、目線の高さぐらいでさえずっていることがよくあります。

だだし、同じく標高1000m以上の高地でよく見られるコルリのさえずりがコマドリによく似ているので聞き間違えないように注意が必要です。

また、渡りの時期には都市部の公園などでも観察されることがあるので探しに行ってみるのもおすすめです。その際は繁殖地同様、低木や藪が多い場所を探すといいでしょう。

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柳沢峠【山梨県】

柳沢峠

首都圏ではコマドリといえば柳沢峠というほど、柳沢峠はコマドリの有名探鳥地です。

毎年ゴールデンウィーク頃からコマドリを目当てに多くのカメラマンがやってきます。

近年、林道の入り口からしばらくは、ほとんどが餌付けされているため、完全に野生の状態でのコマドリの観察は林道のかなり上の方まで登らないと難しくなっています。

そのため、笠取林道とは反対側の東京都水源林ブナのみちでコマドリを探すのがおすすめです。こちらは笠取林道とは違い、遊歩道になっており足場も悪い場所が多くコマドリが観察しやすい場所もほとんどありませんが、笠取林道に比べて人も少ないのでコマドリを見つけることができればゆっくりと観察することができます。遊歩道の途中にはベンチもあるので休憩しつつコマドリを探すのもおすすめです。

柳沢峠周辺はツキノワグマやクマやイノシシの生息地となっているので、人の少ないブナのみちの方へ行く場合はクマよけの鈴を携帯するなど十分注意しましょう。

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八方ヶ原【栃木県】

八方ヶ原 (4)

栃木県の高原山にある八方ヶ原はコマドリ観察の穴場探鳥地です。

八方ヶ原には学校平、小間々、大間々と三つの駐車場がありますが、特におすすめなのが小間々駐車場周辺です。小間々駐車場はすぐ近くに藪が広がっており、コマドリが好む環境が広がっています。駐車場に車を止めて車の中でコマドリがやって来るのを待つのがおすすめです。

また、歩いて周辺を探す際は大間々自然歩道がおすすめ。小間々駐車場から入っていくことができるため、小間々駐車場周辺でコマドリが見られない場合はこちらを探してみましょう。体力に自信のある方は小間々駐車場から大間々駐車場を往復するコースがおすすめです。

自然歩道ではコマドリの他にもコルリが鳴いていることもあるので、根気よく探してみましょう。

八方ヶ原でコマドリの観察できる時期はレンゲツツジの開花時期と被ります。そのため、ツツジの開花している週末などは、ツツジ目当ての観光客の方がとても多く、各駐車場も混雑するので八方ヶ原へ行く際はツツジの開花状況を調べてから行きましょう。

八方ヶ原へ行く途中には山の駅たかはらがあるので、そちらを拠点にコマドリを探すのがおすすめです。

 

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井戸湿原【栃木県】

栃木県鹿沼市にある井戸湿原では春から夏にかけてコマドリがみられます。

前日光牧場手前の道路沿いが有名ポイントですが、湿原周囲の沢沿いではどこでもコマドリが観察できる可能性があるので、餌付けされていないコマドリの観察は湿原周囲で探すのがおすすめです。

井戸湿原では各所にある東屋やベンチでコマドリがさえずるのをゆっくりと待つといいでしょう。湿原荘跡の東屋は目の前が沢なので特におすすめの場所になっています。

井戸湿原はそこまで広くないので湿原の周りを歩きつつコマドリがさえずるのを待つのもいいですが、場所によってはアップダウンが激しいところもあるので体力に自信のない方は注意が必要です。

また、駐車場は春から初冬の前の日光ハイランドロッジの営業期間以外は利用できないので注意しましょう。

 

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高鉢【静岡県】

高鉢

富士山の静岡県側、富士山スカイラインの途中にある高鉢では春から夏にかけて、駐車場から続く高鉢山遊歩道周辺の林にコマドリが生息しています。

高鉢山遊歩道はアップダウンがほとんどないため歩きやすく、富士山でコマドリを観察できるポイントの中でもおすすめの場所です。

遊歩道の周囲は笹薮が広がっており、コマドリを探しづらい場所が多いので、沢の近くなど少し開けた場所で探すといいでしょう。沢の周囲以外にも登山道と交錯する場所などが探しやすくおすすめです。

体力に自信のある方は遊歩道の途中でぶつかる登山道に入ってコマドリを探すのもいいでしょう。

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管理人がコマドリを確認した場所一覧

柳沢峠【山梨県】

八方ヶ原【栃木県】

井戸湿原【栃木県】

高鉢【静岡県】

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