アオゲラを探す際のポイント
アオゲラは主に留鳥として平地や山地の林に生息しています。
アカゲラなどの他のキツツキと同じく、鳴き声の他にドラミングの音で探すといいでしょう。
生息数が多く耳にする機会の多いコゲラのドラミングに比べて音が大きいので、少し大きめのドラミングの音が聞こえたらアオゲラ、もしくはアカゲラである可能性が高いです。
また、キツツキといえば木の上にいるイメージがありますが、アオゲラは地面で採食することもあるので、アオゲラを探す際は木の上だけでなく地面も探すことを心がけましょう。
アオゲラを始めとしたキツツキ類はドラミングやエサを食べている時以外は、木を素早く駆け登っていることが多いので、双眼鏡などで観察する際はアオゲラの位置より少し上を見るようにしましょう。
東高根森林公園【神奈川県】
東高根森林公園では園内の林にアオゲラが留鳥として生息しています。
鳴き声やドラミングをたよりに探すことになりますが、東高根森林公園にはコゲラも生息しているため、ドラミングの音が小さい場合はコゲラの可能性もあるので注意しましょう。
園内にあるシラカシ林やクヌギ・コナラ林は斜面に階段や歩道が整備されているので、上の方から観察すれば木の上にいるアオゲラも観察しやすくなります。
アオゲラは斜面の落ち葉がたまっている場所で採食していることもあるので、シラカシ林下側の歩道から斜面を探してみるのもおすすめです。
井の頭恩賜公園【東京都】
井の頭恩賜公園ではアオゲラが留鳥として生息しています。
井の頭恩賜公園は吉祥寺駅から徒歩10分とアクセスもよく、気軽にアオゲラを観察できる探鳥地としておすすめです。
井の頭恩賜公園では多くの野鳥が観察できますが、池の周りはバードウォッチャー以外の公園利用者の方が多く、探鳥にはあまり向いていないので、アオゲラを探す際は第1駐車場から玉川上水付近を探すのがおすすめです。
他の野鳥同様、冬の方が葉が少なくアオゲラを見つけやすいのでアオゲラを探すのは冬がおすすめです。
軽井沢野鳥の森【長野県】
軽井沢野鳥の森にはアオゲラが留鳥として生息しています。
観察時期は葉が落ちる冬がおすすめで、見通しもよく他の季節に比べアオゲラを見つけられる可能性が高いです。雪が積もっていると足場が悪く歩きずらいので、アカゲラ休憩所などでゆっくり待つのといいでしょう。
野鳥の森の入り口にはピッキオビジターセンターがあるので、森へ入る前にスタッフの方にアオゲラの観察場所などを聞いておくのがおすすめです。
また、軽井沢野鳥の森にはアオゲラの他にアカゲラやコゲラも留鳥として生息しているので、見間違えないように注意しましょう。
管理人がアオゲラを確認した探鳥地一覧
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衣笠山公園【神奈川県】
埼玉県民の森【埼玉県】
御胎内清宏園【静岡県】
春の山の村【静岡県】