少し遅くなりましたが、先週の20日の日曜日にマミチャジナイを観察しに富士山の山梨県側、精進口登山道へ行ってきました。
昨年は10月28日に精進口登山道でマミチャジナイを観察していたので少し早いかと思いましたが、中央道の通行止めも解除されたので早朝に2合目から探鳥を開始。
昨年の記事は下記のリンクからとうぞ↓↓
登山道に入ると、昨年と比べて木々も紅葉しておらず、マミチャジナイが好む木の実も熟していなかったので少し不安になりながら進んでいると、登山道沿いの笹薮からルリビタキの幼鳥が出てきてくれました。
昨年同様ルリビタキは登山道の左右の笹薮を複数羽で行ったり来たりしていましたが、すべて幼鳥かメスタイプで青いオスは見られませんでした。
しばらく登山道を進んでいくと、ルリビタキより一回り大きな野鳥が笹薮から飛び出してきたので、双眼鏡で確認するとマミチャジナイでした。
急いでカメラを向けて数枚写真を撮るとすぐに木々の上の方へ飛んで行ってしまいました。
マミチャジナイは数羽の群れで行動していたようで、しばらく木々の上の方を飛び回った後、森の奥の方へ消えていきました。
その後、マミチャジナイの群れを探してしばらく登山道を行ったり来たりしてみましたが見つからず、代わりにルリビタキの青いオスが出てきてくれました。
ルリビタキはメスタイプも近くにおり、しばらく楽しませてくれました。
いくら探してもマミチャジナイの群れは見つからなかったので、諦めて精進口登山道を後にしようとすると、遠くの地面にアカハラと混群を形成するマミチャジナイを発見。
マミチャジナイは暗い場所を歩き回っており、写真は撮れず近づく前に飛び去ってしまいました。
その後しばらく待ってみましたが、マミチャジナイは戻ってこなかったので、精進口登山道を後にして吉田口登山道へ。
吉田口登山道に到着すると中ノ茶屋付近で、地面を歩く1羽のアトリを発見。
アトリにしては珍しく群れは作っておらず、終始1羽で行動していました。
ここでの観察頻度が高いアカゲラは今回も登山道の両脇の木々を鳴きながら飛び回っていました。
藪の奥の方ではガビチョウが水浴び中。
しばらく待ってみましたが、ガビチョウ以外はやって来ませんでした。
一応馬返しまで行ってみましたが、コガラの群れがいた程度でした。
吉田口登山道を後にして帰りがけに北富士演習場に立ち寄ってみましたが、キビタキとジョウビタキが見られた程度でした。
今回確認した野鳥
富士山精進口登山道
アカハラ
カケス
マミチャジナイ
ミソサザイ
ルリビタキ
富士山吉田口登山道
アカゲラ
アトリ
カケス
ガビチョウ
コガラ
コゲラ
北富士演習場
カケス
キビタキ
ジョウビタキ
メジロ
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