2024年5月4日、富士山の静岡県側にバードウォッチングに行ってきました。
初めは高鉢から探鳥を始めようと思いましたが、スカイラインの登山区間が夜間通行止めで8時まで開かなかったので、西臼塚に目的地を変更。
遊歩道に入ると入り口のすぐそばのあるロープにヒガラがやってきました。
ヒガラは警戒する様子があまりなかったので、じっくりと観察することができました。
遊歩道から西臼塚までの遊歩道ではカケスやミソサザイが鳴きながら林内を飛び回っていましたが、写真に収めることはできず。
西臼塚の近くまで来ると、イカルの小群が近くの木々を飛び回る姿が見られました。
イカルはきれいな声でさえずってもいましたが、見える場所でさえずってくれることはありませんでした。
西臼塚の周囲では2羽のビンズイが地面を歩き回る姿が見られました。
西臼塚は登らず、裏手の方へ進んで行くとまたもイカルの小群に遭遇。
イカルはここでもきれいな声でさえずっていましたが、またも葉の生い茂る場所でさえずっており、さえずる姿を観察することはできませんでした。
西宇塚の裏手の方を進んで行くと、倒木の上に佇むアカハラを発見。
アカハラは遊歩道を脇で何度も見ることができましたが、まともに観察できたのはこの1回のみでした。
キビタキは涸れた沢沿いでさえずっていましたが、写真に収めることはできず。
代わりにヒガラが近くに来て観察させてくれました。
また、エゾムシクイらしきさえずりを聞きましたが、木の上の方でさえずっており、姿を確認することはできず。
西臼塚の方へ戻ってくると遊歩道の上でカケスが鳴いており、枝の隙間から何とか観察することができました。
駐車場へ戻る途中でもミソサザイが遊歩道脇でさえずっていましたが、姿が見られなかったので、代わりに近くで何かをついばんでいたヒガラを観察して西臼塚を後にしました。
西臼塚で野鳥を探した後は、当初の目的であるコマドリやコルリを探しに高鉢へ。
ガラン沢方面の遊歩道に入ろうとすると残念ながら立入禁止のロープが張られていたので、断念。
仕方がないので反対側のPICA表富士方面への遊歩道に入りました。
遊歩道を降っていくと、先ほどはまともに観察できなかったキビタキが姿を見せてくれました。
このキビタキはさえずっておらず、林内を飛び回るだけでしたが、活発に動いていたので見つけることができました。
遊歩道からかなり離れた倒木にいたのはアカハラ。
アカハラは距離があった上、すぐに涸れ沢の方へ消えてしまいました。
キビタキに続いて西臼塚では姿を見ることができなかったミソサザイがここでは良い場所に止まってさえずってくれました。
また、ここでもイカルの小群が林内を飛び回りさえずっていましたが、写真に収めることはできませんでした。
あまり下ると帰りが大変なので、ある程度の場所で折り返して駐車場の近くまで戻ってくると、先ほどよりも少し近い場所にある倒木の上にいたアカハラがいたので、アカハラを観察して高鉢での探鳥は終了。
高鉢での探鳥を終えた後は、少し下って富士山須山口登山歩道へ。
富士山須山口登山歩道は西臼塚や高鉢に比べると野鳥の種類が少なく、途中まではカラ類やヒヨドリなどしか見つけることができませんでしたが、Cコースで折り返したところ、涸れた水路沿いでキビタキを発見。
キビタキを観察したあと、林内を歩いているとコムクドリ群れが鳴きながら飛来。
コムクドリの群れは葉の生い茂る木々に飛来しましたが、何とかオスメス共に観察することができました。
また、隣接する自衛隊の演習場だった草原は大部分が畑に変わっていたので、ホオアカやオオジシギなど草原性の野鳥は今後見ることが難しくなるかもしれません。
今回確認した野鳥
西臼塚
イカル
カケス
キビタキ
コガラ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
ツツドリ
ヒガラ
ビンズイ
ミソサザイ
メジロ
高鉢
アオバト
アカハラ
イカル
カケス
キビタキ
コゲラ
シジュウカラ
ツツドリ
ミソサザイ
富士山須山口登山歩道
イカル
ウグイス
キジ
コムクドリ
ヒヨドリ
ヤマガラ
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