青色の姿をした鳥は「幸せの青い鳥」とも呼ばれ、幸運の象徴して人気のある野鳥たちです。
そんな幸せの青い鳥は日本でも意識して探せば比較的簡単に見ることができます。
そこで今回は日本で見られる青い鳥の種類の一部を紹介したいと思います。
カワセミ
カワセミは青い宝石と呼ばれることもある日本で見られる青い鳥の中でもとくに有名な野鳥です。
主に留鳥として日本に生息しており一年中見ることができます。小魚を主食としているため、川や池、時には海沿いなどでも見られます。
エサとなる小魚さえ生息していれば小さな池でも普通に見られるので、近所にある公園の池などを探してみるといいでしょう。
カワセミは日本にいる野鳥の中でも一番といっていいほど人気の野鳥なのでカワセミが見られる場所にはカメラがずらっと並ぶこともあるほどです。
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オオルリ
オオルリは主に夏鳥として日本にやってくる野鳥です。
「青い鳥御三家」と呼ばれる野鳥のうちの1羽で「瑠璃」の名が付く通り、きれいな青色の姿に加え、ウグイスやコマドリと並んで「日本三鳴鳥」に数えられるほど美しい声でさえずります。
主に山地の渓流沿いで繁殖するため、普段目にする機会はあまりありませんが、春や秋の渡りの途中には市街地の公園などでも見られるので観察のチャンスです。特に過去に春と秋にオオルリが観察された場所は渡りの中継地になっていることが多いので要チェックです。
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コルリ
コルリはオオルリと同じく山地の林にやってくる夏鳥です。
青い鳥御三家のうちの1羽でオオルリよりも標高が高い場所で見られ、クマザサなどが生い茂った場所を好みます。さえずりはコマドリに似ており、とても美しい声で鳴きます。
青い鳥御三家の中でも最も観察が難しい野鳥で、見るためには標高1000m前後の高地にいかなければなりません。オオルリと同じく渡りの時期には市街地の公園などでも見られる可能性がありますが、藪の中を好むため、見つけるのは非常に難しいでしょう。
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ルリビタキ
ルリビタキは漂鳥として日本に生息しており、夏は高地の林、冬は平地の林で見ることができます。
青い鳥御三家のうちの1羽で、御三家の中では唯一、日本で一年中見ることができる野鳥です。冬は市街地の公園でも見ることができるため、御三家の中では一番観察しやすい野鳥です。
背の低い木々を飛び回り、地面で採食することが多いので、ルリビタキを探す際は目線を下にして探すといいでしょう。
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イソヒヨドリ
イソヒヨドリはイソと名の付く通り海岸沿いなどの水辺近くに主に留鳥として生息している青い鳥です。青色の顔とオレンジ色のお腹が非常に鮮やかな野鳥です。
海水浴場や海沿いの公園に生息しているため、特に夏は見かける機会の多くなる野鳥です。
オオルリなどにも負けないきれいな声でさえずるので海沿いできれいなさえずりが聞こえたらイソヒヨドリの可能性が高いので探してみるといいでしょう。
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