春や秋の渡りの時期に東京都内でシギチドリが観察できる探鳥地をまとめました。

今回紹介する探鳥地はすべて東京湾とつながっているため、事前に必ず東京湾の潮位を確認してから向かうことをおすすめします。

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葛西臨海公園【江戸川区】

江戸川区にある葛西臨海公園では公園内の東京湾沿いの各所に干潟が出現します。

特に観察に向いているのは西なぎさの干潟で、北・東:西の三方向から干潟を観察することができます。(西なぎさは正確には葛西海浜公園になります)

西なぎさの干潟

大潮の時などは干潟がかなり広くなり、野鳥が遠くなることが多いので観察は干潮から満潮になる時間帯に行くといいでしょう。

距離はありますが西なぎさから見える東なぎさの干潟は立ち入り禁止のため西なぎさよりも多くの野鳥が見られます。フィールドスコープや高倍率の双眼鏡があれば多くの野鳥を観察することができるでしょう。

満潮時には干潟はなくなりますが、西なぎさや東なぎさの周りの岩場で休憩していることが多いので干潟にいる時よりもじっくりと観察できる場合が多いのであえて満潮の時に観察に行くのもおすすめです。

 

西なぎさは基本的には朝9時から入れますが、閉園時間は季節によって変わるので注意しましょう。

また、鳥類園内の下の池にもシギチドリがやって来ることが多いので合わせて探してみましょう。

下の池

下の池は東京湾とつながっている汽水池のため、干潮時には干潟が出現します。

下の池の周りには野鳥観察小屋や野鳥観察窓がいくつもあるので、西なぎさよりもシギチドリが近くで見られます。

葛西臨海公園の詳しい紹介記事はこちら

六郷橋緑地【大田区】

東京都大田区の多摩川沿いにある六郷橋緑地は河口に近いため東京湾の干潮時には緑地前にも干潟が出現します。

京浜急行線の六郷土手駅からすぐの場所にあり、アクセスがとても良いため気軽にシギチドリの観察ができる探鳥地としておすすめの場所です。

特にテトラポッド前の干潟は広く、シギチドリが特に多く見られる場所になります。

テトラポッド前の干潟

また足元もコンクリートのため、三脚を設置するのにも適しています。

 

六郷土手駅からは少し距離がありますが、河口方面にある水門前の干潟も広く、おすすめです。

水門前の干潟

こちらの干潟はテトラポッド前の干潟と比べて奥にアシ原がないため、干潮時はシギチドリがかなり遠くにいる場合もあるので、干潮から満潮になっていく時間帯にいくのがおすすめです。

 

上記の二つの干潟の他にも、アシ原の間のからいくつかの干潟に出ることができます。

上記の二つの干潟に比べると小さな干潟がほとんどですが、その分シギチドリを近くで観察できる可能性が高くなります。

小さめの干潟

アクセスも良く多くのシギチドリを観察することができる六郷橋緑地ですが、出現する干潟は北側のため、昼間は逆光になってしまうので少し観察し難いのが難点です。

多摩川六郷橋緑地の詳しい紹介記事はこちら

東京港野鳥公園【大田区】

東京都大田区にある東京港野鳥公園は東京湾に隣接しており、園内にある潮入の池は東京湾とつながっているため干潮時には干潟が出現します。

干潟の前には1、2号観察小屋とネイチャーセンターがあるため、雨など、天気が悪くてもシギチドリの観察を楽しむことができます。

1、2号観察小屋は干潟の目の前にあるので、潮が満ちてくる時間に行くとシギチドリが驚くほど近くで観察することができます。

2号観察小屋前の干潟

ネイチャーセンターは冷暖房が完備されており、フィールドスコープも多く設置されているため、長時間シギチドリを観察したい方にはおすすめです。シギチドリは干潟以外にもネイチャーセンターの前にあるアジサシ島で休んでいることがあるので必ずチェックしましょう。

2018年4月に1号観察小屋の奥に新しく前浜干潟観察デッキができたため、シギチドリが観察できる確率が上がりました。

前浜干潟観察デッキ

前浜干潟観察デッキにはフィールドスコープなどは設置されていないため双眼鏡などを持っていきましょう。

また、潮入りの池に隣接する淡水池にもシギチドリがやってくることがあるので併せて探してみましょう。

 

大井ふ頭中央海浜公園【品川区・大田区】

大井ふ頭中央海浜公園は上記の東京港野鳥公園のすぐ近くにある広大な公園で、隣接する京浜運河に干潟が出現するため多くのシギチドリを観察することができます。

京浜運河の干潟

 

干潟の前には野鳥観察小屋があり、フィールドスコープも常設されているため、じっくりシギチドリを観察することができます。

野鳥観察小屋

観察小屋からのシギチドリの観察は順光でみられる午前中がおすすめです。

 

野鳥観察小屋は土日祝日しか入れないので平日は観察小屋の反対にある観察窓からの観察になります。

観察小屋の反対側の観察窓

観察小屋のちょうど反対側なのでこちらからの観察は午後がおすすめです。

東京港野鳥公園の詳しい紹介記事はこちら

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