2022年12月12日、沖縄県那覇市と豊見城市に跨る具志干潟へ。
この日は複数の探鳥地を行ったり来たりしたため、場所ごとに記事を書きたいと思います。
この日訪れた他の探鳥地の記事は以下のリンクからどうぞ。
三角池・瀬長水路の野鳥 ソリハシセイタカシギ クロツラヘラサギ 他
豊崎干潟の野鳥 クロツラヘラサギ オオソリハシシギ ムナグロ 他
具志干潟では以前、春の渡りの時期にサルハマシギなどを観察した場所だったので今回もシギチドリを期待して具志干潟の北側の水路沿いから探鳥を開始。
水路を覗くと小さな2羽のシギが飛び立ちましたが、一瞬だったので識別は出来きませんでしたが、コサギは飛ばずに残っていてくれました。
水路の脇にいたのはイソヒヨドリ。
逆光の上、すぐに飛んで行ってしまいました。
具志干潟の北側に到着すると、なんと目の前に4羽のソリハシセイタカシギ。
ソリハシセイタカシギは今年の3月に千葉県の一宮川河口で観察して以来の出会いでした。
満潮に近い時間帯だったので、足の長いソリハシセイタカシギ以外のシギチは周囲には見られず、4羽のソリハシセイタカシギがかなり目立っていました。
潮が満ちていたためか、広範囲を動き回るといったことはなかったので、かなりじっくりと観察することができました。
4羽のソリハシセイタカシギは周囲を伺ったり休息したりと思い思いに行動をしていました。
途中で4羽のソリハシセイタカシギが首を上下に動かしながら首をかしげる動きを繰り返すことを始めました。撮影した動画を確認すると、首をかしげる動作が揃ったりしていて求愛行動の様に見えましたが、ソリハシセイタカシギの求愛行動の知識はなかったので求愛行動かどうかはわからず。
水辺にはソリハシセイタカシギの他にはカワウしか確認でなかったので、水際のマングローブ林に沿って移動しました。
マングローブや水際の林ではシロガシラやシロハラ、リュウキュウメジロなどが、確認できました。
また、隣接するグラウンド上空ではリュウキュウツバメが飛び回っていましたが、早すぎて写真に収めることはできず。
その後、三角池や豊崎干潟を回って戻ってくると、かなり潮が引いていました。
潮の引いた具志干潟を見渡していると、ソリハシセイタカシギはいなくなっており、かなり遠くにミサゴが降り立っているのを発見。
かなり距離がありましたが、ミサゴは大きいので肉眼で見つけることができました。
ミサゴから少し離れた場所では羽を広げて獲物を狙うクロサギも見られましたが、遠すぎて双眼鏡でも満足に観察することはできませんでした。
アオアシシギもかなり遠くで採餌していましたが、距離がありすぎてうまくし写真に収めることができず。
その他には、カワセミが一瞬目の前のマングローブに止まったり、オオバンやオキナワシジュウカラ、リュウキュウヒヨドリなどが見られました。
その後、瀬長島や三角池に行ってまた戻ってくると、4羽のソリハシセイタカシギが戻ってきていました。
先ほどとは打って変わって積極的に採餌を繰り返しており、水浴びをしたり羽ばたきを見せてくれたりと、かなり動きがあり、様々な姿を観察させてくれました。
ソリハシセイタカシギの少し奥にはダイシャクシギも見られました。
午前中に比べるとかなり潮が引いて干潟が広がっていたので、他のシギチドリを期待して探してみましたが、1羽のムナグロを見つけただけに終わりました。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
イソヒヨドリ
ウグイス
オキナワシジュウカラ
オオバン
カワウ
カワセミ
クロサギ
コサギ
シロガシラ
シロハラ
ソリハシセイタカシギ
ダイシャクシギ
ミサゴ
ムナグロ
メジロ
リュウキュウツバメ
リュウキュウヒヨドリ
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