2020年2月9日、冬鳥を観察しに栃木県日光市の戦場ヶ原、群馬県桐生市の桐生自然観察の森、前橋市の大室公園に行ってきました。
最初は本州でもぼちぼちベニヒワの飛来情報が出ていたので、そろそろ来ているんじゃないかと思い戦場ヶ原へ。
戦場ヶ原に到着すると、立っているのも大変なほどの暴風。
これはベニヒワは全く期待できないと思いましたが、一応風が少し弱い湯川沿いを歩いてみました。
マガモは風を避けて岸の近くで休憩中。
ホシハジロは風に揺られながら浮かんでいました。
小田代橋では倒れて川に架かった大木の下からカワアイサが出てきました。
カワアイサはオスとメスの数羽で行動しており、しばらく見ていると上流の方へ行ってしまいました。
小田代橋の近くではカワガラスの見られました。
風が林を吹き抜ける中、ゴジュウカラはせっせとエサ探し中。
常に強い風が吹いていたため小鳥たちが全く見られず、結局観察できたのはこのゴジュウカラとコゲラ、ヒヨドリのみでした。
午後になっても風は収まる気配がなかったので、戦場ヶ原は諦めて群馬県桐生市にある桐生自然観察の森へ。
到着すると駐車場のすぐ目の前でジョウビタキが出迎えてくれました。
公園の入り口ではコジュケイに遭遇。
警戒心のまるでないコジュケイで、目の前を悠然と歩いていきました。
通行止めになっているバッタが原の手前ではルリビタキのオスを発見。
このあたりを縄張りにしているようでした。
カワセミ観察舎からカワセミ池をのぞくと、ミヤマホオジロが観察舎の近くにやって来ました。
ミヤマホオジロはしばらくの間地面で採餌をしており、だんだんと観察舎に近づいてきてくれたのでじっくりと観察することができました。
ルリビタキも観察舎のすぐ目の前で飛び回っていました。
しばらくするとジョウビタキのメスもやってきて、観察舎の前はかなり賑やかになりました。
その他にはエナガの群れやシジュウカラ、メジロなどが見られました。
その後、ゼフィルスの森に行くと1羽のウソが飛んできてすぐ近くに止まってくれました。
ウソは食事に夢中でしばらくの間、周囲を飛び回ってくれました。
その後、イトトンボの池で再びウソに遭遇。
ウソはまたも食事に夢中でかなり長い間観察させてくれました。
桐生自然観察の森で探鳥を終えた後、少し時間があったのでヒレンジャクを観察しに前橋市にある大室公園へ。
暗くなりかけた夕方だったためか、各所のヤドリギの周りには誰もいませんでしたが、ヒレンジャクは五料沼脇のヤドリギにいてくれました。
ヒレンジャクは6羽の群れでしたが、すぐに飛んで行ってしまい、観察は一瞬で終わりました。
今回確認した野鳥
戦場ヶ原
カワアイサ
カワガラス
コガモ
コゲラ
ゴジュウカラ
マガモ
ヒドリガモ
ヒヨドリ
ホシハジロ
桐生自然観察の森
イカル
ウソ
エナガ
コジュケイ
シジュウカラ
ジョウビタキ
ミヤマホオジロ
メジロ
ルリビタキ
大室公園
カワセミ
ジョウビタキ
ツグミ
ヒレンジャク
ヒヨドリ
ミコアイサ
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