3月18日の日曜日にベニヒワを探して、日光の戦場ヶ原に行ってきました。
いろは坂や中禅寺湖周囲の道路は雪も積もっておらず、特に問題なく戦場ヶ原まで行くことができました。
自然研究路に向かうと、各所に積雪や水たまりがあり、スニーカーなどで来ていた観光客の方があきらめて引き返していくのを何度か見かけました。
湯川沿いの木道を進むと、日光では一部が留鳥として生息してるマガモが川のほとりで休んでいました。
数は少ないですがホシハジロも見られ、オスとメスが潜水を繰り返す姿が観察できました。
コガモは数が多く、川沿いでエサを探したり、岸に上がって休んだりしていました。
木道を湯ノ湖のほうへ向かって歩いていると、川で水を飲んでいたマヒワの群れが一斉に飛び立ち、すぐ近くの木に止まってくれました。
マヒワの群れにはベニヒワが混じっていることがあるので、1羽ずつ確認していきましたが、残念ながらこのマヒワの群れにはベニヒワは混ざっていませんでした。
その後、木道を進み、小田代原の方へ向かうも特にめぼしい野鳥は見られませんでしたが、コガラとヒガラとゴジュウカラが各所で姿を見せてくれました。
結局、小田代原経由で自然研究路を一周して、湯川沿いの木道に戻るとやっと目的のベニヒワに出会うことができました。
このベニヒワは1羽で行動しており、周りに他のベニヒワやマヒワの群れなどはいませんでした。
昼食をとりに三本松へ向かうと、マヒワの群れが広場で採食中でした。
この群れにも残念ながらベニヒワは混ざっておらず。
もう少しベニヒワを見たいと思い湯川沿いの木道に戻ると警戒心のないゴジュウカラが、すぐ目の前の枝を走り回っていました。
ゴジュウカラをしばらく観察した後、頭上をレンジャクの群れが通過。
少し追いかけていくと湯川沿いの木々の上の方を飛び回っていました。
近くに止まったのはキレンジャク。
ヤドリギで見られる時と違って、レンジャクの群れはまったく落ち着きがなく、木の上の方を活発に飛び回っていました。
この群れはほとんどがキレンジャクでしたが、ヒレンジャクも混ざっていました。
レンジャクの群れは湯川沿いの木道から20分ほど観察できましたが、しばらくすると上流と下流の方へ群れが分かれて飛び去っていきました。
また、赤沼の近くではマヒワやアトリ、コガラなどの混群がいる場所でキバシリが木の幹を勢いよく登っていく姿を観察することができました。
今回確認した野鳥
アカゲラ
アトリ
オオバン
キバシリ
キレンジャク
ゴジュウカラ
コガモ
コガラ
コゲラ
シジュウカラ
トビ
ヒガラ
ヒヨドリ
ヒレンジャク
ベニヒワ
ホシハジロ
マガモ
マヒワ
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