今日はコマドリを観察しに栃木県鹿沼市にある井戸湿原へ。
東北道の栃木ICから井戸湿原まで上る途中では、思川沿いでカワガラスが見られました。
井戸湿原までは車で行くことができないので、少し手前の前日光ハイランドロッジに向かうと、ハイランドロッジの入り口のところでコルリがさえずっていたのでしばらく待ってみましたが、写真が撮れる場所に出てきてくれることはありませんでした。
前日光ハイランドロッジに到着するとツツジが見ごろを迎えているためか、すでに多くの車が止まっていました。
ハイランドロッジに車を止めて探鳥を始めると、駐車場の前でモズが木のてっぺんに止まってさえずっていました。
前日光ハイランドロッジから井戸湿原へ向かう途中ではアオジやコサメビタキが見られました。
井戸湿原に到着すると去年と全く同じ場所にコマドリが出ていました。
今日はあまりさえずっておらず、基本的に岩や低木を活発に動き回っていました。
あまりさえずらないコマドリの代わりにミソサザイが大きな声でさえずっていました。
ミソサザイはコマドリの近くに数羽おり、それぞれがコマドリのさえずりをかき消すほどの大音量でさえずっていました。
活発に動き回っていたコマドリと違って、ミソサザイは長時間同じ場所でさえずってくれたので、じっくりと観察することができました。
ミソサザイは複数羽が一定間隔の距離を置いてさえずっており、その上の方ではカケスが忙しなく飛び回っていました。
ミソサザイやカケスを観察をしているとだいぶ明るくなってきて、暗い場所を飛び回っていたコマドリも明るい場所に出てきてくれることも多くなってきました。
コマドリは2羽確認することができ、2羽は比較的に近くで行動していました。
コマドリは湿原周囲の別の場所でも見ることができました。
この個体は、少し観察していると頻繁にさえずるようになり、きれいな声を長い間聞かせてくれました。
ここでもコマドリの近くではミソサザイが大声でさえずっていたので、井戸湿原でコマドリを探す際は先に大きな声で鳴いているミソサザイを見つけて、その周りでコマドリを探すのがいいと思います。
象の鼻展望台に行くと、展望台から見える木のてっぺんでビンズイがさえずっていました。
ビンズイとはかなり距離がありましたが、しっかりと聞こえるほどの大きな声でさえずっていました。
象の鼻展望台から前日光ハイランドロッジへ戻ろうとすると、途中でコルリがすぐ近くでさえずっていましたが、またも写真に収めることはできませんでした。
その後は放牧場の木のてっぺんでさえずるビンズイを観察して今回の探鳥は終了。
前日光ハイランドロッジの駐車場に戻ると、朝よりもさらに多くの車が来ており、大型バスまで止まっていて多くの人で賑わっていました。
今回確認した野鳥
アオジ
カケス
キビタキ
コゲラ
コサメビタキ
コマドリ
コルリ
シジュウカラ
トビ
ビンズイ
ミソサザイ
モズ
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