ルリビタキ

ルリビタキ

ルリビタキは主に夏に高地の林で見られ、冬になると市街地の公園など平地でも見られるようになる漂鳥です。そのため、季節によって場所を変えれば1年十日本で観察することができる野鳥です。

繁殖期のオスは木のてっぺんなどに止まってよくさえずります。標高の高いハイマツ帯などではルリビタキが非常に観察しやすくおすすめです。

冬のルリビタキは暗い場所を好む傾向があるので、探す際は高い木の上などではなく、低木やその下の草むらなどを探すといいでしょう。

 

ルリビタキは縄張り意識が強いため、一度見つけてしまえば飛んで行ってしまっても、また同じ場所に高確率で戻ってきます。そのため、ルリビタキを見つけたらその場所を動かずにルリビタキの方からやって来るのを待ちましょう。警戒心の弱い個体は、動かなければ目の前までやってきます。

また、他の野鳥などが縄張りに入ってきて警戒している場合も「カッカッ」と特徴的な声で鳴くのでとても見つけやすくなります。

基本的には冬に探すのがおすすめですが、夏の高地は繁殖地のため冬に比べて一か所で見られるルリビタキの個体数が多くなります。またきれいなさえずりが聞けるのも春~夏だけなので、遠出してでも見に行く価値は十分にあります。

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明治神宮【東京都】

北池

ルリビタキのやってくる北池

明治神宮には冬になるとルリビタキを探して多くのバードウォッチャーが訪れます。

ルリビタキは明治神宮の中でも北池周辺と御苑内にやってくることが多いのでその二つの場所を重点的に探してみましょう。御苑は入るのに500円かかり観光客も多いので、ルリビタキを探す際は先に北池から訪れるのをおすすめします。

北池では池に架かる橋周辺の背の低い木々や、歩道沿いの杭を中心に探してみましょう。

平日の午前中などの人の少ない時間帯は歩道まで出てきて間近で観察できることがあるので、できれば早朝に観察しに行くのがおすすめです。御苑内も開園後1時間以内が勝負です。御苑内は北池に比べて観光客も多いため、昼過ぎにはゆっくりルリビタキを観察することは難しくなります。

また、ルリビタキは明治神宮のすぐ近くにある新宿御苑でも見られます。こちらは入園料がかかりますが、明治神宮でルリビタキが見つからない場合は併せて探してみるといいでしょう。

小宮公園【東京都】

東京都八王子市にある小宮公園には冬になるとルリビタキがやって来ます。

園内は里山の中を歩けるようになっており、ルリビタキの好む藪が各所にあります。ルリビタキは歩道沿いにある杭に止まることが多いので、藪の近くにある杭を中心に探すといいでしょう。

ただし歩道は幅が狭いので、ルリビタキを観察する際は他の公園利用者の方の邪魔にならないように十分注意しましょう。

21世紀の森と広場【千葉県】

千葉県松戸市にある21世紀の森と広場には、冬に園内にある水場周辺にルリビタキがやってきます。

園内の光と風の広場は、周りを水場が囲んでおり薄暗い場所が多くルリビタキが好む環境がそろっているのでルリビタキの見られる可能性が高い場所です。

光と風の広場にはほかの野鳥も多く生息しているため、ルリビタキがカッカッと鳴きながら縄張りを主張していれば、簡単に見つけることができます。ただし、土日は公園利用者が多いため、できれば平日に探しに行くことをおすすめします。

 

千本松牧場【栃木県】

千本松牧場

栃木県那須塩原市にある千本松牧場には冬にルリビタキがやってきます。

歩道を歩きながら歩道沿いの柵にルリビタキが止まっていないか探してみましょう。

牧場の入り口周辺は観光客の方も多く、ゆっくりと探すことができないので、松方別邸や放牧場など少し奥の方で探すのがおすすめです。

千本松牧場は冬に結構な雪が積もることがあるので、積雪状況を確認したりスノーシューズなどの雪対策をしっかり整えてから向かいましょう。

 

井頭公園【栃木県】

栃木県真岡市にある井頭公園では冬に園内の林にルリビタキがやって来ます。

井頭公園の中心には大きな池があるので、その池の周りを歩きながらルリビタキを探すといいでしょう。

池や小川などの水場の近くに藪がある場所を中心に探すのがおすすめです。同じツグミ科のジョウビタキと縄張り争いをしていることがあるので、警戒して鳴いているジョウビタキを見つけたら周囲を探してみるといいでしょう。

 

国営ひたち海浜公園【茨城県】

茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園には冬にルリビタキがやって来ます。

ルリビタキを探す際はひたちなか自然の森がおすすめです。ひたちなか自然の森には水場や藪などのルリビタキが好むポイントが多数あります。

森の中には休憩所があるので、ここを中心にルリビタキを探すといいでしょう。

休憩所

体力のある方はひたちなか自然の森から沢田湧水地まで歩いてみるといいでしょう。

園内にはサイクリングロードが整備されているので自転車を借りてルリビタキが好みそうなポイントを周ってみるのもおすすめです。

 

筑波山【茨城県】

茨城県つくば市にある筑波山では冬にルリビタキがやって来ます。

ルリビタキは筑波山神社周辺や山頂周辺など筑波山のいたるところで見られるので、人の少ない場所を中心に探すといいでしょう。

ケーブルカーの山頂駅御幸ヶ原周囲はルリビタキの他に、冬にミヤマホオジロやカヤクグリ、ウソなどの多くの野鳥が見られるポイントなので特におすすめです。

体力に自信のある方はケーブルカーやロープウェイが動き出す前の早朝に登ればゆっくりとルリビタキを探すことができるでしょう。

 

富士山富士宮口五合目【静岡県】

富士山の富士宮口五合目は春~夏にルリビタキを観察できる探鳥地です。

五合目でルリビタキが見られる時期は繁殖期のため、冬にはあまり聞くことができない綺麗なさえずりがいたるところから聞こえてきます。そのため冬に比べるとルリビタキを見つけるのはとても簡単になります。

ルリビタキの観察は、アップダウンの少ない宝永入口から宝永第一火口までの間で探すといいでしょう。視界の開けたガレ場に出てきてくれればじっくり観察することができるので、林とガレ場の間でルリビタキが来るのを待ってみるのがおすすめです。

また富士山五合目は天候が変わりやすいので、突然の雨に濡れたくない場合は駐車場周辺で探すのがいいでしょう。

 

高鉢【静岡県】

上記の富士山富士宮口五合目から少し下った場所、標高1650mあたりにある高鉢もルリビタキの繁殖地になっています。

ただ、五合目に比べると少し視界が悪くルリビタキを見つけるのは少し難しくなります。

しかし高鉢ではルリビタキの他にコマドリコルリといった人気の夏鳥が見られる可能性があるのが五合目との大きな違いです。

コマドリコルリはルリビタキと同じく遊歩道脇の藪の中にいることが多いのでルリビタキと合わせて探してみましょう。

特にコルリはルリビタキと似て体が青いので見間違えいないように注意しましょう。

 

管理人がルリビタキを確認した場所一覧

葛西臨海公園【東京都】

明治神宮【東京都】

新宿御苑【東京都】

小宮公園【東京都】

東高根森林公園【神奈川県】

21世紀の森と広場【千葉県】

小山ダム【茨城県】

井富・飛沢溜池【山梨県】

嵯峨塩深沢林道【山梨県】

千本松牧場【栃木県】

高鉢【静岡県】

富士山富士宮口五合目【静岡県】

軽井沢野鳥の森【長野県】

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