昨日は栃木県日光市にある戦場ヶ原へ。
早朝に赤沼駐車場に到着すると平日にも拘わらず、すでに多くの車が止まっていました。
戦場ヶ原に入って湯川沿いの木道を進むと、足元から2羽のアカハラが飛び出してきました。
アカハラはそのまま木道脇の木々の奥の方に止まってしまい、お腹が確認できた程度でした。
木道を進むとノゴマの出現ポイントにはすでに多くのカメラマン。ノゴマは出ていないようでみなさん手持ち無沙汰にしていました。
ここのノゴマポイントは後にして戦場ヶ原が見渡せる場所に行くと、ビンズイが枯れ木に止まって鳴いていました。
ビンズイの止まっていた枯れ木の奥の枯れ木にはノスリが止まっていました。
先ほど見たビンズイがノスリと同じ枯れ木に止まりましたが、ノスリに気が付いたのかビンズイはすぐに飛び立ってしまいました。
このノスリは木道を少し進んで近づいても逃げなかったので、じっくり観察することができました。
少し進んでもう一つのノゴマポイントに着くと、こちらは誰もいなかったので少し待ってみましたがノゴマは現れず。
ノゴマは現れませんでしたが、ホオアカやノビタキが続々とやってきてくれました。
特にノビタキは数が多く、10羽近くのノビタキを一度に見ることができました。
中には警戒心がなく、かなり近くにやってきてくれた個体も。
ノビタキは水面近くを飛び回る虫を狙っており、かなり低い位置を飛び回っては休んでを繰り返していました。
さらに木道を進むと泉門池の近くで、木の上の方から大きな鳴き声がしたので見上げると、2羽のキツツキの後ろ姿。
逆八の字の白い模様がないのでアカゲラではなくオオアカゲラでした。
2羽とも頭頂部が赤くなかったので2羽ともメスのようです。
縄張り争いをしているのか、にらみ合う2羽のオオアカゲラのメス。
大きな声で鳴きながら追いかけまわしたりはするものの、すぐに止まって相手の様子を伺うので、観察するのは容易でした。
オオアカゲラがドラミングやエサを探すわけでもなく、この体勢でじっとしている姿を見るのは初めての経験でした。
お互い相手に夢中のため、驚くほど近くの低い位置に止まったりとかなり長い間楽しませてくれました。
自然研究路を後にして国道120号線沿いを歩いてみると、ノビタキが歩道まで出てきてくれました。
良い場所に止まってくれましたが、さすがに車道に近すぎてトラックに驚き、すぐに飛んで行ってしまいました。
帰る前にもう一度ノゴマのポイントに行ってみると朝とは比べ物にならないほど人が増えており、木道に三脚がずらっと並んでいていましたが、ノゴマは出ていないようでした。
最後にマガモをじっくりと観察して戦場ヶ原を後にしました。
今回確認した野鳥
アオジ
アカハラ
エナガ
オオアカゲラ
コサメビタキ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
トビ
ノスリ
ノビタキ
ビンズイ
ホオアカ
マガモ
モズ
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